56名の新入園児を迎えて4月10日に入園式。
翌日は全園児が揃って始業式。
今年度のスタートは、
すっきりとしない天気が続きましたが、
例年ほとんど散っていた桜や
チューリップがちょうど満開の時期を迎えて、
新しい年のはじまりに
彩りを添えてくれてくれました。

そして12日、あたらしいかぞくで
通常保育がはじまりました。
さっそく「かぞく」のリーダー
年長組の子どもたちは、
一年間の「しごと」を決めるミーティング。

今年は新しくはまようかぞくの一員と
なったインコの世話をする「インコ隊」も
加わって、ぜんぶで五つのしごとから
じぶんがやりたいしごとを選ぶことから
始まりました。

今年の年長組は、昨年度一年間、
勢いのある年長組と年少組にはさまれて、
生活に対してちょっと消極的な姿がありました。
ルーティンワークでやらなければならないことは
そつなくできるけど、やらなくても済むことは
じぶんからやろうとしないところがありました。
静かなあそびが好きで、ケンカも少なく
なんとなくのんびりとしてやさしい感じ。
そういう色を持っている人たちです。

でももう大きい組となってしまったのですから、
そうのんびりしていられません。
かぞくのリーダーとしてしごとに励み、
新しいことにチャレンジし、
かぞくをリードしていかなくてはなりません。

「大きい組は、特別な楽しいことが
いっぱいあります。
だけど、やらなくちゃならないことも多い。
がんばってください」と激励されると、
背筋が少しピンと伸びたように見えました。

そんな彼らが今年一年、
さまざまな生きた体験のなかで、
心とアタマを動かしカラダを使い、
どんなふうに
たくましく、うつくしく、かしこく
成長してゆくのか、私たちもわくわくしています。
どうぞ、ご期待ください。