はまようちえん二十四節季



冬のモンダイ。何からまもる。何をまもる。


ようやく冬を実感できる冷たい朝となった12月2日。
夏は暑さを、冬は寒さを肌で感じることを
たいせつに実践しているはまようですが、
今年から冬の寒さをたのしめる薪ストーブが
絵本室に入りました。

ちょうどこの日は絵本の貸出日。
絵本室に全園児が交替で、
じぶんの好きな絵本を借りて帰る日です。
薪ストーブに初めて火を入れるのに、
これ以上ふさわしい日は見当たらない。
ということで、急遽火入れ式の挙行となりました。

突然の決定(よくあることですが)なので、
点火前にいささか危惧していたのは、
子どもたちが歓喜して収拾がつかなくなる、
あるいはストーブの前から動かなくなる
のではないかということでした。

最初にやってきたかぞくが点火の儀式を見守ります。
近づいたらあかんと自主的に注意しあいながら
着火をみつめる子どもたち。
年長児はマッチで火を着け薪を熾すことの難しさを
体験的に知っているので一発で着火したことに感嘆し、
薪に火が移り炎が上がると「おおーっ」と
(軽く)よろこびの声をあげました。

火が落ち着いた後、最前列を奪い合うように
場所取りが始まるかと思えば、
そんな無粋なことは起こらず、めいめいに暖かさを
わけあっている。その間先生は、ストーブに
触らないでと、ひと言も言うことはありません。
火に親しみ火を畏れ、火とのつきあいかたを
体験から学んだ子どもたちは、
しばらくたつと「いくで」と誰かが声をかけて、
混乱もなく次のかぞくへと入れ替わりました。

どうやら、はまようの子どもたちは、
ストーブの前でぬくぬくとじっとしているよりも、
お日さまのぬくもりを感じながら、友だちと外で遊ぶ
ことのほうに魅力を感じているよう。

火傷から身をまもるために火を使わないでいるか、
火とのつきあい方をまもるために火を使うか。
まもることの違いが、そこにはあるように思えるのです。

ここ2、3年、寒くなると毛布でぐるぐる巻きにされて
自転車の後席に乗る子どもをよく見かけるようになりました。
(年々寒くなっているとは聞き及ばないのですが)
今冬は暖冬らしいです。
いったい誰のためのぐるぐる巻きかを考えてみるには
いい冬なのかもしれませんね。

平成27年もあとわずか。
今年は、あなたにとって佳い一年だったでしょうか。
今年一年、ありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。




はまようちえん
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曜日 週数 行事 降園時刻
2 34 12月うまれのおたんじょうびかい 13:00
2-15 - 34 個人懇談 -
4 34 子ども人権DAY 14:00
4 34 卒園アルバム かぞく写真撮影 14:00
10 35 卒園アルバム
体育あそび写真撮影(年長のみ)
14:00
10 35 子育てあのね 14:00
11 35 公開保育
(1号認定児、昼うさぎtimeありません)
13:00
14 36 おもちつき 14:00
16 36 新入園児親子面接
(1号認定児、昼うさぎtimeありません)
13:00
18 36 2学期終業式 11:30
19 36 キャンドルナイト -
21 37 ふゆやすみ うさぎtime始まり -
21 37 JA絵画展(25日まで) -
25 37 1号認定児 うさぎtime年内最終 -
26 37 OPENDAY(5日より変更になりました) -
28 38 2号認定児年内最終登園日 -

はまようちえん
曜日 週数 行事
4 34 子ども人権DAY
10 35 子育てあのね
11 35 公開保育
14 36 おもちつき
19 36 キャンドルナイト
26 37 OPENDAY(5日より変更になりました)
29-3 - 38 年末年始お休み


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